健康な身体に勝るものなし!

私は皮膚が弱い

昔、市販の湿布薬を貼ると赤く炎症を起こしてしまったことがあり、それ以来貼り薬はNGなのである

傷口のガーゼを止めるテープでも赤くなってしまう

また蚊に刺されると人より大きく腫れ上がる始末…( ̄0 ̄)

 

7月の中旬頃、原因不明の赤い発疹が左すねにでき、何気なくポリポリと掻いていたら、大きく広がってしまった

とにかく痒い!

しばらくは市販のかゆみ止めを塗っていたが、いっこうに良くならないので皮膚科で診てもらうことにした

症状を診て、塗り薬を処方してもらった

強いステロイドの塗り薬だが、早く治すには仕方がない…

薬は出来るだけ避けてきたが、背に腹はかえられない!

 

ところが…これを塗り始めた翌日

手や脚の9カ所に虫に刺されたような赤い発疹ができた

「いつの間にこんなに蚊にさされたのかしら…」

不審に思いながらも、痒さに耐えきれず、ポリポリと掻いてしまった

すると、さらに翌日には太ももや腹の横など体のあちこちが「蕁麻疹」のように赤く腫れ上がってきた

これがさらに痒いのなんの…

保冷剤で冷やすと痒みは収まるが、しばらくするとまた痒みが襲ってくる

「これはおかしい!もう一度診てもらおう」

と同じ皮膚科の先生に診てもらった

「蕁麻疹のようですね…」

飲み薬と体用の塗り薬を処方された

これを塗れば収まる…と思いきや…

 

薬を塗れば塗るほど、赤い炎症部位が増えていくのだ

気づくと、首回りや膝の裏にまで炎症部位が広がっている…

(この薬…塗り続けて大丈夫かしら…)

不安に駆られ、違う皮膚科で診てもらうことにした

これまでの経緯と処方してもらった薬(お薬手帳)を伝えると、

「薬による悪化ではないと思いますよ。

  蕁麻疹は原因がはっきりしないことが多いんですよ。

 食べ物やストレスなど思い当たることがなければ、ウイルスのような細菌が体の中で増殖して炎症を起こすこともあるんです…」

「だいたいこのようなケースは、1週間から10日でピークを迎えて、だんだん治っていくパターンが多いですね…」

と、現在の身体の症状を診るなり、

「まだピークは来てないですね、もう少しの辛抱です。とにかく痒みが出たら冷やすようにして下さい」

(ガ~~~ン)

ピークはまだなのか…

新しい飲み薬と塗り薬を処方してもらった

今度こそ!

この飲み薬は痒みをある程度抑えてくれたが、注意事項に書いてあるように強い眠気に襲われた

まあ、痒みで度々目が覚めて深く眠れなかったため、かえって有り難かった

とにかく薬を飲み、薬を塗り、部屋をガンガンに冷やしてじっとしていた

(動いて汗をかくと、痒くなるからだ)

 

そして数日後…

赤く炎症を起こしていた部分が茶色くなってきた

痒みも減ってきて、かなり楽になってきた

一番始めの左すねの部分も薄くなってきた

「やった~、ピークを越えた~~~~」

我慢できない痒みが出た部位だけ塗り薬を塗るだけにして、飲み薬も塗り薬もやめてみた

 

最初の皮膚科へ駆け込んでから2週間…

まだ所々痒みを伴う部位は残っているが、ようやく冷やすだけで症状を抑えることができる所まで来た

主人が

「年を取ると、治りも遅くなるんだよ~」

と、励ましているのか けなしているのか分からないことを言っている…

(まあ~、その事実は否定できないわ~)

 

ミナミAアシュタールさん曰く、

「自分に起こる全ての出来事は、自分で創っている」そうだ

 

何でこんな現実を創ってしまったのか…

理由は分からんが、今回のことで「健康の大切さが身にしみた」ことは確かだ!

自分では食に関して結構気をつけている方だと思っていたが、

『食は人の天なり』

医食同源

という言葉もあるように、身体は食べたモノで出来ている

今まで以上に、身体に良いモノ、身体に毒なモノを意識して取捨選択していきたい

 

健康な身体に勝るものなし!

 


 

 


 

 

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自分にとっての一番!

時々郵送される『STEPトラベル』のバス旅行の案内

行きたい場所であり、金額と予定が合えば、主人と二人で参加させていただいている

 

今回『STEPトラベル創業20周年記念企画』で無料日帰りバス旅行の案内が来た

場所は「鎌倉~江ノ島方面」で、横浜中華街で昼食のコース

なんと言っても魅力なのはそのお値段だ

招待者(私)は0円、同伴者(主人)は6000円なので、一人3000円となる

このお値段で、昼食代と交通費を含んでいるのだからとってもお得だ!

日曜日を第一希望で応募したら、運良く行かれることとなった

 

さて、今回のコースの中で最も興味が無いのが「① ファクトリー」だ

ムートンシーツの見学とのこと…

「きっと見学の後、商品の勧誘があるのだろう

そんな高価なモノは絶対買わないから大丈夫だけど…

しかもこの真夏になんでムートンシーツなのかしら…

まあ~初めて見るムートンとやらを拝見するのも一つの体験となるかしらねぇ~」

こんな軽い気持ちで参加することとなった

 

バス旅行当日…

ツアーの最初の見学場所が「ファクトリー」だった

中に案内されると、これから講義を受けるかのごとく、二人がけのソファーが正面に向けてたくさん置かれている部屋に通された

そのソファはすべて白いムートンで覆われていた

一見暑苦しく見えたのだが、座ってみるとヒンヤリとしていて気持ちが良かった

担当の方から、この会社独自で作られているムートンシーツのこだわりや性能について分かりやすくお話してくれた

 

お話の中で特に印象に残ったのが

・保湿性、吸湿性、耐久性に優れており、夏はサラサラ、冬はぽかぽかと一年中快適に使用できること

・汚れに強いのでお手入れが簡単だということ

・体圧分散ができ、腰、首、肩こりの方でも楽に寝られるということ

(へえ~毛一本一本がスプリングみたいになっているんだあ~

 だから床ずれも防止できるんだね~)

 

さらに、この会社独自の製法で「光触媒」加工してあるそうだ

光触媒は、10分以上光(太陽光や蛍光光)に当てるだけで、抗菌、防汚、脱臭、浄化してくれるとのこと

つまり洗濯したり、外に干したりしなくても大丈夫なのだ

時々専用のブラシで折れ曲がった毛を起こすだけでOK!

もし酷く汚れても、ウール用の洗剤をぬるま湯で薄めたタオルなどで拭き取り乾かすだけ…

(これはズボラな私にとっては嬉しい機能だわ~)

 

さらにさらに、このシーツには「磁気」を挟み込んでいるとのこと

体が当たるシーツの中央部分に、56個(横7個×縦8個)の永久磁石の「ネオジム磁石」が並んでおり、寝ている間に磁力の力で血行をよりよくする効果があるというのだ

(これから体のメンテナンスに力を入れなければならないお年頃だから、寝ているだけで血行が良くなるなんてすごいわ~)

 

ここまで話しを聞いていて、ムートンシーツに興味津々になってきた

この後、実際にムートンシーツに寝てみて体験して欲しいとのこと

隣のお部屋に行くと、たくさんのベッドが並んでおり、いろいろな種類のムートンシーツが敷いてあった

遠慮して素通りする方々もいたが、いったいどんな感じなのか体感したくて、進んでベッドに横になってみた

掛け布団も掛けてもらって、数分間じっと寝てみた

確かにお話の通り、見た目はムートンの毛が暑苦しく見えるのだが、横になってみると思ったほど暑くない!

毛の中は一定の温度(22~23度ぐらい)に保たれているからだそうだ

しばらくすると、手のひらがジンジンしてきた

血行がよくなっているのかもしれない

 

(これいいなあ~、お値段はいくらなのかしら…)

 

ふと、横に掲示してある値札を見てビックリ!

675,000円!!!

高っ!

 

一瞬、これは無理だと思った…

高すぎる…ゼロ一つ少なければ迷わず買っているかもしれないけど…

でも…

先程説明してくれたムートンシーツの効能がホントならば

これは一生ものだ!

死ぬまで使い続けると考えたら、安い買い物かもしれない…

「どうしようかな…」

迷った、迷った、迷った…

 

そんな私の姿をすかさず店員の方が見つけて声をかけてきた

正直に値段が高すぎて迷っていることを伝えた

すると、無利子で50回払いから60回払いまであることを話された

計算してもらうと、50回払いなら月々13,500円、60回払いなら月々11,250円とのこと

(まあ~このくらいの負担なら返せなくもないか…)

しかし、なかなか決断出来ないでいた

バスの出発時間も迫っている

チラチラと腕時計を見ている姿を見て、店員さんが

「じゃあこれでどうでしょう!」

値引きし、50回払いで12,600円を提示してきた

つまり67,5000円を63,0000円に値下げしてくれたのだ

 

『迷う理由が値段なら買う!

 買う理由が値段なら買わない!』

以前紹介した「6年で一千万円貯めたくぅちゃん流節約術」だ

tera-enjoy.hateblo.jp

 

ミナミAアシュタールのアシュタールも自分にとって一番を選ぶことをいつも話してくれる

ameblo.jp

 

「よし!買おう!」

こうして全く予定していなかったムートンシーツを買うことに決めたのだった

我ながら、今でもこの決断に驚いている

何よりも『自分にとっての一番』を選ぶことが出来るようになった自分の進化に興奮している

恐らく、ミナミAアシュタールさんと出会う前の自分なら、値段を理由に絶対買わないだろう

もちろん、後悔はしていない!

実際、バス旅行から帰ったその晩からムートンシーツを敷いて寝ているが、

その寝心地の良さに大満足している

これは寝室の折りたたみベッドの上にムートンシーツを敷いて使用中の写真…

  ちょうど掃き出し窓が横にあるので、敷きっぱなしで毎日光触媒の効果をUPできるので超~楽チン!嬉しい限りである (^^)

 


 

 


 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喜んでくれるといいな~♪

今月末の日曜日、久しぶりに学生時代の友達たちと会う約束をした

私を含めて6人グループで「ゼロの会」と名付けている

 

大学近くに「ゼロ」という名の喫茶店があった

気さくな老夫婦で営んでいる小さなお店だった

私たちはよくそこでランチを食べたり、帰り際にお茶したり…

なにかにつけ立ち寄るお店だった

ところが卒業して間もなくお店を閉めると聞き、

私たちは閉店最後の日をそのゼロで過ごした

 

これがきっかけとなり、「ゼロの会」と称して定期的に集まろうということになったのだ

1年ごと、2年ごと…不定期だったが、順番に幹事となった人が集合時期や場所を決め、皆に連絡することにした

毎回久しぶりに会っても、すぐに学生気分に戻りおしゃべりが止まらなかった

数十年経っても変わらずにおしゃべりできる友達はそうそういない

私にとって、とても大切で有り難い友達なのだ

 

さて、今年もそろそろ集まろうか…という時になってコロナが流行ってしまった

個人的には全然気にしなかったが、落ち着くまでやめておこうということになった

そして、4年待った…

 

今回幹事になったKさんから、久しぶりにどうでしょうとLINEが来た

Fさんを除いてみんな賛成した

Fさんは家庭の事情でどうしても参加できないとのこと…

残念だけど、5人で集まろうということになった

 

(とっても久しぶりだから、何を手土産にしたら良いかしら…)

 

ふと目にした動画で、簡単だけど素敵な巾着づくりを紹介していた

www.youtube.com

(これをみんなにプレゼントしたらどうかしら…)

 

早速セリアへ材料探しに直行した

動画で紹介しているように、30×35cmのカットクロスを色違いで5枚、

このクロスの柄に合ったリボン(20mm幅×1.2m)を2つ、

動画ではテープだが、リボンの幅と柔らかさを優先して「つづりひも」を選択、

ループエンド(2色入り)を3ヶ、

中に入れるものとしてハンドタオル5枚

を購入した

 

試しに、一つ作ってみたら、とっても簡単で1時間しないで出来た!

残りの4つも作ってみたら、半日で5つ出来上がった!

それがコレ!

せっかくの巾着なので、プレゼントも兼ねて中にハンドタオルを入れてみた

(おお!可愛い~~~!)

我ながら、可愛い仕上がりに大満足!

自画自賛でも良いのだ!

でも…

みんな喜んでくれるかなぁ~

喜んでくれるといいな~♪


 

 


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親族だから… #3

前記の続き…

tera-enjoy.hateblo.jp

無事、叔母を施設に入居できて、ホッとしていた矢先のこと

退院から3日後、病院から主人に1本の電話が入った

6月22日から29日の期間、健康保険証の住所から転出しており 健康保険が使えないので、支払額が変わってくる…というのだ

確かに、退院するはずだった6月22日を転出異動日にして役所に届けた

ところが叔母が怪我をしてしまい、退院が一週間延びてしまったのだ

(詳細はコチラ

そのため6月22日から29日の期間は保険なしの金額、つまり10割負担の金額を支払って欲しいというのだ

もし、10割負担になるとおよそ22万円だという

(ちゃんと保険料を払っているのに、こんなことで10割負担になるの?)

なんだか納得出来なかった

主人も同じ気持ちだったので、どうすればいいか病院の事務の方に聞いたところ、

転出日を22日から29日に変更できるなら、追加料金はかからないかも…という話だった

 

そこで、主人が役所の転出関係に電話して聞いてみた

転出担当の方は、

「本人が29日まで旧住所にいたことが証明できれば変更可能ですよ」と教えてくれた

(29日までいた証拠…って何を持って行けばいいのかしら…)

疑問に思っていると、役所の転出担当の方が、健康保険課の担当の方に回してくれた

主人がなぜこのようなことを尋ねたのか、ことの顛末を聞いた上での判断からのようだった

 

本来転出したら、転入先の保険証に住所を変更しなくてはならないのだが、

今回のような介護施設への転居の場合、「住所地特例制度」が適用されるのだそうだ

「住所地特例制度」とは…

介護施設に転居して別の地域に住民票を移した後も、以前住んでいた市町村に保険料を支払い、介護保険の給付を受けることができる制度』なのだそう

つまり、叔母の場合もこれを適用できるわけで、保険も使えるとのこと…

このことを病院の事務の方に話し、詳細は直接役所の方に聞いて欲しいと伝えた

 

結局、追加料金は支払わなくて良いということになった

「住所地特例制度」なんて初めて知った

(病院の事務の方も知らなかったのかしら…)

今回のように、入院中に介護施設を決め、退院とともに施設へ入居する方はたくさんいただろうに…

 

何はともあれ、高額な支払いをしなくて良かった、良かった…

今回もまた一つ勉強になった出来事だった


 

 


 

 

親族だから… #2

前記の続き…

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叔母(主人の父の妹)の退院日が施設の入所日

つまり、病院から施設へ直接移動ということだ

だから予め、この退院日の日付で住民票も転出届けを出しておいた

全てが順調に見えた…

ところが…

 

退院日の二日前、病院から主人に連絡が来た

この数日前に、夜中トイレへいくために廊下を歩いていた叔母が転んで腰を痛めた

しばらく腰の痛みを訴えていたので、念のためMRIを撮った方がよいとのこと

この病院にはMRIがないので、系列の病院まで家族が同行して欲しいという連絡だ

予期せぬ連絡に、主人も私もビックリ!

慌てて病院に向かい、予め予約してもらったMRI 検査が出来る病院へ連れて行った

叔母はコルセットを腰に巻いていたためか、それほど痛みを訴えていなかったので、主人や私、看護師さん達も、大したことは無いだろうと思っていた

ところが、翌日MRI検査結果を見た主治医からの連絡では、どうやら骨折しているので手術が必要だとのこと…

「今なら簡単な手術で治せるが、このままにしておくと将来背中が曲がってしまい、手術も難しくなってしまう可能性がある…」

という内容のお話だった

ただ、本人は「もう手術はしたくない!このままでいい!」の一点張り!

本人の承諾無しには手術は出来ないと言うのだ

 

この時点での情報から判断すると、親族としては、将来を考えて、今手術をした方がいいのではないかと誰もが考える…

そこで、本人を説得するべく、退院予定だったこの日に面会に出かけたのだった

 

面会は2名までと制限されていたので、最も説得力のある主人の母(叔母から見たら義理の姉)と主人(甥)が4階の病室に向かった

約30分ぐらい経っただろうか…

二人が病室から降りてきた

「どうだった?」

しっかりと説得できたか、手術を承諾したか心配だった

「あのね、結論から言うと、手術はしないことになった」

(え~、やっぱり説得できなかったのか~)

と一瞬がっかりしてしまったのだが…

「本人に会う前に、看護師さん達に話を聞いたらね、みんな手術が必要だと聞いてびっくりしていたんだって!この程度の骨折なら、固定していれば大丈夫だし、何より高齢(87歳)の全身麻酔の方がよっぽどリスクが高くなるんだそうだよ」

(へぇ~そうなんだあ~)

「叔母さんに会ったときもね、『自分が親族の立場だったら手術を勧めるだろうけど、私はもう手術はしたくないんだよ』と冷静に判断していたから、これ以上無理強いする必要ないという結論になったんだ…」

 

主治医も 看護師さん達も 自分の立場や経験から必要な情報を患者や親族に伝えるが決定権はない

それらをどう判断し、決断するかは、我々患者側に委ねられる…

叔母さんが自分で決断したことなら、我々はそれを尊重するしかない!

 

ということで、退院は1週間後の土曜日ということになった

退院当日

退院日までの支払いも済み、お世話になった病院の方々にお礼を言って、車に乗り込んだ

道中は長かったが(片道1時間半)、腰への衝撃が軽くなるように車の座席にクッションをたくさん用意して、何とか無事施設へ送り届けることができた

 

施設では、入居のためのさまざまな契約があり、丸2時間 署名・捺印を何枚したことか…

(ほとんど主人が一人で書いていたので、大変そうだった)

まあ、どれもこれも何かあったときの必要な手続きなのだろう

全ての契約が無事終わり、叔母が住まうお部屋に荷物を運び入れた

「また様子を見に来るからね~」

感謝の言葉を繰り返していた叔母を後にして、帰路についた

この施設で、安心して楽しい老後を過ごして欲しい…と心から願った

ほっとしたのもつかの間、数日後に病院から主人に思いがけない連絡が入ったのだが…

この続きは次回へ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子先生のエッセイ

前記佐藤愛子著『九十歳。何がめでたい』の映画試写会の様子を書いた

tera-enjoy.hateblo.jp

愛子先生の歯に衣着せないズバッと物を言うところが何とも心地良いと感じている方が多いからであろう

 

この試写会の後、愛子先生の他のエッセイも読みたくなったので、図書館で借りて読んでみた

『役に立たない人生相談』シリーズの2冊はなかなか痛快だった!

例えば

「結婚生活が平穏すぎて退屈です」という47歳専業主婦のお悩み…

(なんと贅沢な!)

と私などは腹立たしく思いながら読んでいると、

さすが愛子先生

「47歳という年齢は、これからいろいろとことが起きる年齢でね。例えば、真面目で働き者だったご亭主が、ある程度経済力と地位を得て気がゆるみ、若いときは容姿自慢の奥さんのご器量も落ち目になってくるし、(略)地震、洪水、火山爆発…お金と暇と容姿だけでは何の力にもならない事態が予想されます。心配しなくても平穏はつづかない。それが破られる日は必ず来ます。早まらずお待ちなさい。」

(おお!人生長~く生きておられる愛子先生ならではの回答だわ~)

と感心してしまった

 

特に「対 人間」に関するお悩みに対して共通しているのは

「相手の考え方を変えるのはほとんど無理!自分が変わるしかない!」ということ

・困っている相手の言動に対して、波風立つことを覚悟してずばっと自分の考えを言う

・それでもダメなときは、その相手から離れるか、自分が諦めるしかない…

愛子先生のお答えには、全く同感!

相手の言動を自分好み(都合)に変えたい…というのは傲慢そのものである

この『役に立たない人生相談』を読み終えたときには、とてもスッキリした気持ちになれた

 

『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』も愛子先生の文才と性格が存分に発揮されており、これもなかなか楽しかった

中でも戦時中の体験談は、メディアで紹介できないだろうなあ~と思われるネタがあちこちにちりばめられており、なかなか興味深かった

例えば「ブルンブルン体操」を読んで驚いた!

なんと上半身裸でするラジオ体操のことで、下はモンペでもスカートでも穿いて良い

上はどんなに寒くても肌着シャツ一枚の残さず脱ぐのだそうだ

もちろん男女関係なく…

これを集団で(学校でも)やっていたという事実に驚いてしまった

今コレをやったら、大騒ぎであろう

「戦争というものがいかに人間を愚かにするものか。それを批判しながら、抵抗できずに同調してしまうことのおかしさ、滑稽さ、弱さ、不思議さ、そして国家権力の強力さ…(略)」

この「ブルンブルン体操」の話を読みながら、これは現在も変わっていない…と感じた

コロナ禍のマスクが良い例である

ウイルス予防には、マスクをしたって全然効果がないということは科学的にも分かっていることなのに、御上(政府)はメディアを使ってマスクを強要してきた

私はマスクをしたくなかったので、外出ではほとんどマスク無しで行動した

でも一時はマスクをしていないと入れないお店があり、とても不自由な思いもした

ワクチンだってそうだ

100%安全とは立証されていないワクチンを さも効果があるかのように これもメディアを使って強要してきた

私はいろいろと調べて、このワクチンは効果があるどころか、一度体に入ると害になる可能性が大きいことが分かったので、主人や娘には絶対にワクチンを打たないように伝えた

メディアでは大きく取り上げない(取り上げさせない)が、ワクチンの後遺症で亡くなったり不自由な思いをしている方のなんと多いことか…

 

佐藤愛子先生のエッセイは、とても読みやすく痛快だが、その中に豊かな人生経験から訴えたい思想も感じられる

是非オススメしたい本である

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『九十歳。何がめでたい』特別試写会 行ってきました~

「大人の休日倶楽部」主催の特別試写会

ダメ元で応募したら、なんと抽選に当選したのだ!

基本、人混みは苦手だし、

田舎から有楽町まで電車でお出かけするのはちょっと面倒…

でも電車賃だけで、無料映画が観れるなら…

(たまには…まあいいかぁ~)

と、安易な動機で出かけたのだった

 

開場は12時45分

でも30分前に着いてしまった…

場所を確認しておこうと会場に向かったら、既に数人の人達が並んでいる!

ひとまずトイレに行き、直ぐさま列に並んだ

暇だったので、並びながら読書をしていた

ふと顔を上げると…なんと長蛇の列が出来ていた

予想外の展開にスタッフさん達も慌て気味…

「たくさんの列ができてしまったので、開場時間より前ですが受付しまーす」

と5分前に受付が始まった

 

席は自由席

すぐに帰れるよう、通路側に場所を陣取った

開演は14時15分

1時間半も時間があるので、ロビーで珈琲を飲みながら、読書の続きを楽しんでいた

(会場内は飲食禁止なのだ)

 

開演30分前にもう一度トイレに行き、席に着いた

会場を見回すと、結構な数のお客さんだ

1階の席は満席に近い

2階席は半分以上埋まっていた

(当たり前だけど…ここにいる人達はみんなシニアなんだよね~)

 

さて、開演の時間になると、司会の方の紹介で前田哲監督の舞台挨拶があった

主演の草笛光子さんとは「老後の資金がありません!」以来のお付き合いなのだとか…

なんでも、この映画は草笛光子さんの方から前田監督へ映画化のお願いをされたそうだ

現在、草笛光子さんは90歳

原作の佐藤愛子さんは100歳

映画にするにあたり、監督はお二人と会い、打ち合わせ等をしたそうで、

そのパワーに圧倒されたそうだ

また、唐沢寿明さんと草笛光子さんとのやりとりの中にはアドリブも結構あったそう…

映画を観ながら「もしかしてこれってアドリブかしら…」なんて想像するのも楽しそうだ

 

さて、やっと映画が始まった

佐藤愛子さんのエッセイ「九十歳。何がめでたい」は以前図書館で借りて読書済み!

なので、どんなエッセイを映像化したのかとても楽しみだった

 

このエッセイの中で唯一泣いたワンちゃん「ハチ」の話が映像化されて嬉しかったなあ~

最後死んだハチのメッセージを代弁する方がエッセイの設定と違っていたが、それでもこのシーンは映像化でも泣けてしまった…

 

エッセイ同様、映画でも面白おかしく表現されているので、観ている観客達は始終笑いが絶えなかった

観終わったあとは、何とも温かい気持ちに包まれた…

これが無料で視聴できたのはとってもラッキーだったわ~~~~(^^)

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