娘の引越 #3

娘が新居に引っ越してから約一週間

必要な荷物はある程度収納され、

運んだもののやっぱり必要なかったという荷物は分別して処分したらしい…

(まあ、これで何とか生活できるでしょ!)

新居の様子を見届けた後、

主人と娘と三人で、旧住まいのアパートへ出かけた

そう、今日はアパート退去後の立ち会い日だったのだ

このアパートは敷金礼金無しの物件だったので、

退去時にどのくらい支払いを請求されるか予想がつかなかった

一部の不動産屋や管理会社の中には、相手が素人だと思って高額な請求をぼったくる…という情報を耳にした

不本意なことはしっかり伝えられると自負している娘だが、

やはり初めてのことで不安があったのだろう

「一緒に立ち会おうか?」

と提案したら、その方が安心だということになったのだ

 

さて、約束の時間より少し早めに部屋に入り、

最終チェックを行った

前日に部屋の清掃をしたと言っていたが…

キッチンシンクにもシャワールームの壁にも水垢やうろこ汚れが目立った

(やっぱりね…)

「うまく取れなかったんだよ…( ̄0 ̄) 」

このくらいの汚れはしょうがない…と言いたげの口調だった

まあ、普段小まめに掃除をしていなさそうだったので、これらの汚れは予想していた

そこで、念のため持っていったクエン酸スプレーを吹きかけ、雑巾などでゴシゴシこすってみた

シンクやシャワールームの壁はある程度はきれいになったが、鏡のうろこ汚れは残ってしまった

(鏡のうろこ汚れは手強いんだよね~)

この汚れがどのように判断されるのか…

 

さて、約束より少し早めに管理会社の立会担当の方がいらした

娘が入居する前の部屋の情報と見比べながら、気になるところをチェックしていた

数分間見回った後…

・エアコンの内部清掃代 15,000円(これは汚れ具合に関係なく徴収)

・壁紙一部取り替え代 7,800円(娘が化粧品で汚した汚れ)

・シャワールームの鏡のうろこ清掃代 8,000円

の3点を支払うことになった

合計30,800円

この金額が安いのか高いのか…

しかし、高額を請求されたわけでもなく、指摘部分は本人も思い当たる部分だったので、書類にサインをし、後日入金することになった

鏡のうろこ汚れは、普段から小まめに掃除していれば支払わなくてもいい金額だったはず…

これを教訓に、新居では大事にお部屋を使ってもらいたいものだ